Carl ZEISS社のOPMI pico with MORAを使用
よしだ歯科クリニック では、世界トップクラスの精度と称されているドイツの光学機器メーカー「Carl ZEISS(カールツァイス)社」のマイクロスコープを採用。優れた操作性に加え、肉眼の3~30倍まで確認できる拡大率、鮮明な像を映し出せる高性能レンズ、カメラを搭載しています。照明機能があり、治療部位に影ができないようしっかりと光を当て見ることができるので、非常に精密な治療が行えます。
小型カメラを内蔵し、治療部位を撮影可能。治療前・治療後の歯の状態を記録できるだけでなく、モニターに映し患者様と一緒にお口の状態を見ながら治療計画をご説明したり、治療後の経過をご覧いただきながらご説明したりすることができます。
主に根管治療で活用しています
虫歯が進行してしまうと歯の神経まで虫歯菌に冒され、最悪の場合抜歯となってしまうことがあります。根管治療は、この虫歯菌に冒された歯の神経や血管を残さず取り除き、洗浄・薬の充填によって抜歯せず歯を残す治療法です。しかし、根管はとても細く、形状も複雑で入り組んでいるため、目視やルーペを使った治療では完全に取り除くのに時間がかかり、患者様へも大きな負担がかかっていました。マイクロスコープは、このような難しい根管治療で大きな役割を担います。肉眼でとらえきるのが難しい根管をすべて確認できるので、余分に歯を削る必要もありません。
まだ日本での導入率は低く、全体の数%ほどしか導入されていませんが、アメリカの根管治療専門医には、マイクロスコープの導入が義務化されるほど重要な機器として位置づけられています。